2017年 09月 12日
北アルプス登山の旅リターン 20 「鹿島槍ヶ岳」
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鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)は、富山県黒部市、中新川郡立山町および長野県大町市にまたがる後立山連峰(飛騨山脈)の標高2,889 mの山。中部山岳国立公園内にある。後立山連峰の盟主とされる。
山頂は南峰(標高2,889 m)と北峰(標高2,842 m)からなる双耳峰であり、吊尾根と呼ばれるなだらかな稜線で繋がっている。山頂部は森林限界を越える高山帯で、1922年(大正11年)10月12日に多くの高山植物が自生している白馬岳や五竜岳を含む周辺の西面は「白馬連山高山植物帯」の特別天然記念物に指定された。日本百名山、花の百名山、新・花の百名山の一つに選定されている。旧北安曇郡にあった旧美麻村(現在は大町市に合併)を代表する山として鹿島槍ヶ岳の眺望が『信州ふるさと120山』のひとつに選定されている。
登山ルート
扇沢からの柏原新道を利用して1泊2日で往復するか、後立山連峰縦走時に登頂されることが多い。積雪期には赤岩尾根や遠見尾根からのルートが利用されることがある。
五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間の八峰キレットは後立山連峰の登山道(一般ルート)で最も難所とされていて、鎖や梯子のかけられている岩場であり通過には十分注意が必要である。大キレット(南岳と北穂高岳との間)と不帰キレット(鑓ヶ岳と唐松岳の間)とともに「日本三大キレット」とされている。山頂から西に延びる牛首尾根には登山道はなく、松本清張の小説『遭難』で遭難ルートのモチーフとされた。
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*ちなみに昔の記事は、何度も手直し修正を加えたりしています。
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