アウトレイジ/北野たけし監督もまっ青の(すみませんいまのところ、(映画監督)北野作品は何がいいのか解りません)もう一人の大ファン、巨匠デビットリンチを紹介します。
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何故かキューブリックとこの監督に絶大な影響を受けました。当然理解には程遠いいながらも、なぜか無条件でひかれてしまいます。
彼を知ったのはツインピークス(1990-1991)でした。今で言う海外ドラマの走りのひとつで、24などにも全く引けをとらない程の作品で、いまでも観だした頃のドーパミン放出の記憶が鮮明に残っています。。
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その後作品を遡って観始めたのですが、ブルーベルベット/1986の暴力/エロス/純粋さ。。そしてこの監督の最大の特徴-不条理-に翻弄されはじめました。。
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作品で登場する怪優デニス・ホッパーの存在感に圧倒され衝撃を受け。。特にドロシーのショウパブでのパフォーマンスに涙する姿をみせた後に、狂気の暴力の中に身を投じていく行くさまに打ちのめされました。
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ところで、↓の写真の様なリンチ監督のカラーフィルムの色づかいに(アメリカンカラーとでも表現しましょうか)  僕が後に写真を本格的に撮りだした頃ファンになる写真家-ウィリアム・エグルストン-の影響があった事を知り、驚き、納得しました。。
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しかも、ホッパーとエグルストンは実生活でも友人関係にあり、同じ写真家でもあるホッパーと一緒にアメリカ南部を旅してまわった時に撮影された写真集が僕のブログのライフログにもあるロスアラモス だということも判明し二度ビックリしました。。
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そして、この監督の作品には実に強烈なキャラクター達が登場します。ツインピークスに登場する奇怪で意味深な‘丸太おばさん’などは、-イレイザーヘッド-/1977に出演した友人の女性で
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「君にはいつかは解らないが、丸太を持った役で登場してもらいたい」と語ったエピソードがあります。。他にも赤青の眼鏡を掛けた精神科医など、沢山-変-な人達が登場します。。(ストーリーに全く関係ないようでいて後々出てきてどんでん返しとか、関係ないままとか。。)

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このようなカルト映画視されたリンチ監督は以外にも女性を描くのが大変上手いと言われています。彼の作品には必ず個性的で魅力的で少し不幸な女性たちが登場します。
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生/死 夢/現実 暴力/愛 天使/悪魔 男/女 彼の作品には一貫して何か普遍的なテーマがあり指向性がハッキリとあります、が。。。不条理。どの作品も一回鑑賞しただけでは何の事だかサッパリわからないのです。(ストレイトストーリーやツインピークスはTVだったのでちょっと例外かな)
彼は芸術家を目指し、若かりし頃オーストリアに留学したものの、創作意欲がなえ、すぐにアメリカに舞い戻りフィラデルフィアに創作の場を設けます。当時のフィラデルフィアは工場や倉庫街で、町には退廃と暴力が溢れていましたが、この街そのものがリンチに最大のインスピレーションを与えました。近所で起こった殺人事件がのちのブルーベルベットの着想に繋がります。

という訳でリンチ監督は、「芸術という表現は、必ずしも綺麗で美しいものの中にはない。」

という事を僕に教えてくれました。
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ワイルドアットハートはある意味解りやすい部類です(笑)ニコラスケイジが半端ないです。

ロストハイウェイは音楽をNINのトレントレズナーが監修し、あのマリリンマンソンもちょい役で出演しています。リンチ作品には欠かせない作曲家、アンジェロ・バタラメンティの独特の曲調も相まって、リンチ作品全体を通して最もミステリアス・クールな仕上がりなのでは。


眠りの精はお菓子のピエロ。。
# by unknown-design | 2012-09-26 22:14 | 芸術 | Comments(0)

人生で遭遇する様々な未知の体験について。カメラと一緒に旅に出よう☆


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