2014年 06月 01日
紀伊半島経由中国山陰北陸の旅23日目
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今朝は360度が見渡せる丘の上で目覚めた。やや早起きし、すぐに辺りを散歩した。昨日ここに着いたときには三日月が出ていたから散策を今朝に持ち越していた。
馬と牛が仲良く放牧されている。しかし、牛は警戒心が強いな。すぐに僕に気づいて、ピタッと動きを止め、じっと見つめてくる。結構恐い。。角が鋭利だしたまに勢いよく駆け出していたりするから、想像が悪膨らみする。。
散歩を切り上げフェリーに乗るため車で港に向かう途中、昨日の絶景を最後にもう一度と思ったが止めておいた。鮮烈な印象が上塗りされて変わる気がしたから、一度きりの記憶を留めておいた。またいつか再訪したときにまた驚きたい。
フェリーで最後の有人島、知夫里に向かう。ここは殆ど観光出来ない。本土に渡るフェリーが一時間後に出港するからなんにも出来ない。。20分だけ神社をお参りしてすぐに隠岐の島とお別れだった。
予定より短かった隠岐の島滞在も無事終わった。(今後の天気の都合)
本土に着いて境港付近の水木しげるロードを往復し、不味いラーメンを食べ鬼太郎と目玉の親父を写真に撮ってから念願の足立美術館に向かった。広大な美術館はツアー客など溢れんばかりの大盛況で、日曜だししょうがないが、ややウンザリ。。ただ単に庭園前で(それはそれは見事だった)記念撮影してるだけのおばちゃんや、撮影禁止の美術品をフラッシュ撮影している頭の足りないカップルに、大声で騒ぎまくっているツアー客などばっかで絵なんて殆ど観てない(無論まともな鑑賞者も2割程。。いる)。中に何軒かあるスゴい感じのカフェやお茶室でお金を散財してるだけのいいお客様ばかりだった。
しかし地方の美術館の鑑賞者、特に今回の西日本のそれは絶句ものだった。携帯電話は至るところで鳴っているは、それにその場で出て大声で喋っているキチガイじみたおっさん。。こんなん何がええんか解らん?とか、(抽象表現に対して)こんなん誰かて描けるんちゃうか?や、こんなどんぶり3000円位でおんなじようなん買えるやん。とか、とにかく中年以降のいい大人が大声でどやしまくっている。。
ええかげんにせえや!!と突っ込みたくなる。。誰だって解らないからこそ見に来る、だからこそ興味がそそられるというのは解るしぼくも同じなんだけど、静かに魅入っている人が居ることに配慮できないのか?大体、何の予備知識や文脈を勉強しないでただ単に観ただけで(例外はあるが)解るわけないだろう!?受け身の姿勢の人が多すぎる。ここ数年全国の美術館に通っているが、美術に関して興味の浅さ、理解度の低さが痛いほど周りを見ていて感じてしまうことがあった。
係員も誰も注意しないで、金を使わせることしか考えていない。そんな印象を受けた。これを地方のリラックスしたおおらかさということも言えるけど、ちょっと違う気がする。奈良と広島の美術館博物館だけはさすが世界遺産、意識のレベルが違いましたが。
ちょっと愚痴になってしまったが、とはいえ今回6月1日から始まった大観などの素晴らしい展示の初日に来られてよかった。日本画の中間色、群青や緑色、紅色が堪らなく好きだ。その後は適当な温泉に浸かり(シケている)幾つかの買い出しを済ませ、大山の麓に寝床を確保。そう、隠岐の島を短縮したのは大山登山の天気の都合上のことだったんです。明日までギリギリ何とかなりそうなんで。。って今空は、曇ってるけど仕方ないか。
深層心理学に興味のない方、どんな方でも必ず何か感じると思います。
お堅い心理学とかでは全くない、人間とは何ぞや?という問いかけですね。
講演音声も面白いです。取りあえずno.1。続きはユーチューブのサイトでno.7まで聴けます。
河合隼雄講演 2007 篠山市 Hayao Kawai in Sasayama City
もの凄く面白い話。しかし声に独特の魅力があるなあ、この人。
自分探しについて、河合先生と親交のあった養老さんも面白い事仰ってます。(こちらは哲学的)
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*ちなみに昔の記事は、何度も手直し修正を加えたりしています。
機会があればまた読んでみてください。。
今朝は360度が見渡せる丘の上で目覚めた。やや早起きし、すぐに辺りを散歩した。昨日ここに着いたときには三日月が出ていたから散策を今朝に持ち越していた。
馬と牛が仲良く放牧されている。しかし、牛は警戒心が強いな。すぐに僕に気づいて、ピタッと動きを止め、じっと見つめてくる。結構恐い。。角が鋭利だしたまに勢いよく駆け出していたりするから、想像が悪膨らみする。。
散歩を切り上げフェリーに乗るため車で港に向かう途中、昨日の絶景を最後にもう一度と思ったが止めておいた。鮮烈な印象が上塗りされて変わる気がしたから、一度きりの記憶を留めておいた。またいつか再訪したときにまた驚きたい。
フェリーで最後の有人島、知夫里に向かう。ここは殆ど観光出来ない。本土に渡るフェリーが一時間後に出港するからなんにも出来ない。。20分だけ神社をお参りしてすぐに隠岐の島とお別れだった。
予定より短かった隠岐の島滞在も無事終わった。(今後の天気の都合)
本土に着いて境港付近の水木しげるロードを往復し、不味いラーメンを食べ鬼太郎と目玉の親父を写真に撮ってから念願の足立美術館に向かった。広大な美術館はツアー客など溢れんばかりの大盛況で、日曜だししょうがないが、ややウンザリ。。ただ単に庭園前で(それはそれは見事だった)記念撮影してるだけのおばちゃんや、撮影禁止の美術品をフラッシュ撮影している頭の足りないカップルに、大声で騒ぎまくっているツアー客などばっかで絵なんて殆ど観てない(無論まともな鑑賞者も2割程。。いる)。中に何軒かあるスゴい感じのカフェやお茶室でお金を散財してるだけのいいお客様ばかりだった。
しかし地方の美術館の鑑賞者、特に今回の西日本のそれは絶句ものだった。携帯電話は至るところで鳴っているは、それにその場で出て大声で喋っているキチガイじみたおっさん。。こんなん何がええんか解らん?とか、(抽象表現に対して)こんなん誰かて描けるんちゃうか?や、こんなどんぶり3000円位でおんなじようなん買えるやん。とか、とにかく中年以降のいい大人が大声でどやしまくっている。。
ええかげんにせえや!!と突っ込みたくなる。。誰だって解らないからこそ見に来る、だからこそ興味がそそられるというのは解るしぼくも同じなんだけど、静かに魅入っている人が居ることに配慮できないのか?大体、何の予備知識や文脈を勉強しないでただ単に観ただけで(例外はあるが)解るわけないだろう!?受け身の姿勢の人が多すぎる。ここ数年全国の美術館に通っているが、美術に関して興味の浅さ、理解度の低さが痛いほど周りを見ていて感じてしまうことがあった。
係員も誰も注意しないで、金を使わせることしか考えていない。そんな印象を受けた。これを地方のリラックスしたおおらかさということも言えるけど、ちょっと違う気がする。奈良と広島の美術館博物館だけはさすが世界遺産、意識のレベルが違いましたが。
ちょっと愚痴になってしまったが、とはいえ今回6月1日から始まった大観などの素晴らしい展示の初日に来られてよかった。日本画の中間色、群青や緑色、紅色が堪らなく好きだ。その後は適当な温泉に浸かり(シケている)幾つかの買い出しを済ませ、大山の麓に寝床を確保。そう、隠岐の島を短縮したのは大山登山の天気の都合上のことだったんです。明日までギリギリ何とかなりそうなんで。。って今空は、曇ってるけど仕方ないか。
深層心理学に興味のない方、どんな方でも必ず何か感じると思います。
お堅い心理学とかでは全くない、人間とは何ぞや?という問いかけですね。
講演音声も面白いです。取りあえずno.1。続きはユーチューブのサイトでno.7まで聴けます。
河合隼雄講演 2007 篠山市 Hayao Kawai in Sasayama City
もの凄く面白い話。しかし声に独特の魅力があるなあ、この人。
自分探しについて、河合先生と親交のあった養老さんも面白い事仰ってます。(こちらは哲学的)
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*ちなみに昔の記事は、何度も手直し修正を加えたりしています。
機会があればまた読んでみてください。。
by unknown-design
| 2014-06-01 21:22
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